このマニュアルでできること
AI社員1体分を単一のJSONファイル(mieru-persona-〈識別子〉.json)として書き出し、
別のMIERU CREWテナント(または同じテナント)へ取り込む方法を説明します。
「本社で育てたAI社員を子会社のテナントでも使う」「解約前に定義を手元に保存しておく」といった用途に使えます。
| ファイルに含まれるもの | 含まれないもの(意図的) |
|---|---|
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認証情報や履歴は設計上ファイルに出ません。取り込み先ではコネクタの再認証が必要です
|
本マニュアルの操作にはMIERU CREWコンソールへのログインが必要です。エクスポート・インポートとも Owner / Admin / Developer ロール(persona.author権限)が必要です。
エクスポート(書き出し)
1Agent Storeで対象のAI社員を開く
サイドバーの Agent Store から書き出したいペルソナを選び、詳細を表示します。採用中・未採用のどちらでも書き出せます。
2「エクスポート」を押す
詳細画面の エクスポート ボタンを押すと、mieru-persona-〈識別子〉.json がダウンロードされます。
採用中のAI社員の場合は、デプロイ後に追加したスキルの割当と、登録済みの定期タスクも一緒に書き出されます。
エクスポートの実行は監査ログ(
portability.exported)に記録されます。ファイルには認証情報が含まれないため安全に受け渡しできますが、ペルソナの指示文自体が社外秘の場合は取り扱いにご注意ください。インポート(取り込み)
1取り込み先テナントのPersona Studioを開く
サイドバーの Persona Studio →「ペルソナ」タブを開き、右上の インポート ボタンからエクスポートしたJSONファイルを選択します。
2下書きとして取り込まれる
取り込みが完了すると、自社製ペルソナの下書き(draft)として一覧に追加されます。スプライトも一緒に取り込まれ、そのまま使われます。取り込み時の調整内容(除外されたスキル等)は完了ダイアログに表示されます。
3通常のStudioフローで公開 → 採用する
内容を確認して 検証 → 公開承認の申請 → 別の管理者による承認 → 公開 と進めると、Agent Storeに「自社製」として掲載され、採用(デプロイ)できるようになります。取り込んだだけでは動き出さないため、既存のテナント内ガバナンス(4-eyes承認)を経てから稼働します。
⚠ インポート時には作成時と同じ静的検査が実行されます。指示上書き(プロンプトインジェクション)のパターンが検出されたファイルは取り込み自体が拒否されます。
取り込み時に自動調整されるもの
| 項目 | 取り込み時の扱い |
|---|---|
| 識別子 | 新しい識別子(store.custom.〈元の識別子〉)が割り当てられます。同名がある場合は -2 等が付きます |
| 定期タスク | すべて無効状態で取り込まれます。採用後にSchedulesページで内容を確認して有効化してください |
| 書き込み権限 | 安全のため承認制にリセットされます(公開承認後に変更可能) |
| コネクタ | 取り込み先テナントで提供されていないコネクタは除外されます。認証情報は含まれないため、Connectorsページでの再認証が必要です |
| スキル | 取り込み先のスキルカタログに存在するものだけが引き継がれ、無いものは除外して通知されます |
| スプライト | PNG形式を検証のうえ取り込まれます。破損している場合はスプライトなしで取り込み、後からPersona Studioで生成・アップロードできます |
よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 会話履歴や作業ファイルも移せますか | 移せません。ポータビリティの対象は「定義と設定」です。履歴は元テナントに残り、これまでどおり参照できます |
| 同じテナントに取り込むとどうなりますか | 複製として新しい識別子で下書きが作られます。ペルソナの派生版づくりに使えます |
| 公式AI社員(標準3体)は書き出せますか | 公式業務ロールの専用ハンドラはファイルに含まれないため、取り込み先では汎用ランタイムのペルソナとして動作します。公式AI社員は各テナントに標準配備されるため、通常は書き出す必要はありません |
| 取り込みが拒否されました | エラーメッセージに理由が表示されます。静的検査(指示上書きの検出)で拒否された場合は、元のペルソナ定義から該当表現を修正して再エクスポートしてください |
| ファイルはどのくらいの大きさですか | スプライトを含めて概ね数MBです。ファイルはJSON形式のため、内容をテキストエディタで確認できます |